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【感想】TVアニメ-あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。-

だーいぶ久しぶりの更新となってしまいました。
い、いろいろいそがしくてさっ!(言い訳)なんつって。
今回は伝説的TVアニメ「あの花」こと「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の感想を書いていこうと思います。

MEMO
  • A-1 Picturesによるアニメーション作品です。
  • 2011年4月から6月まで、フジテレビ・ノイタミナ枠などで放送されていました。
  • 2013年8月31日に劇場版が公開、2015年9月21日に実写ドラマが放送されています。

あの花の公式サイトはこちら

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 / PV第1弾

(C)ANOHANA PROJECT

ネタバレご注意!

本記事では内容に触れております。まだ未視聴の方はご注意ください!

早速ですが、感想を書いていきたいと思います!

「あの花」を知るきっかけ

いやいやきっかけよりもまず平成の終わりになんで「あの花」の感想を書くんだよ。と気になる方もいらっしゃるかもしれませんが。笑
でも、なぜかって言ったらやっぱり大好きなアニメだからです。
というより「超平和バスターズ」が大好き。
じんたん、めんま、あなる、ゆきあつ、つるこ、ぽっぽ。
うん。最高。

この作品に出合えて良かった。

本題の知るきっかけについてですが、普段あまりアニメを見ない友達からの紹介でした。
意外だったのと、激押しされたのとで、なら見てみるかと。
そのようにして、あっさり見始めたのが初見でした。

まず最初に感じた事

輝かしいまでの理想の夏。

自然豊かな秩父、仲の良い友達、秘密基地、神社。
じんたんやめんま達が過ごしていた幼少期の思い出は、僕が理想としている憧れそのもののような気がしました。
そしてその中に自然と自分自身も溶け込んでいけるような、自分も彼らと一緒に過ごしているような、そんな気分になれたのを覚えています。

でも薄々感じていた事実

物語の冒頭からうっすらと、でも確実なことがやっぱりありますよね。
そう。それは「めんま」はすでに亡くなっており、そこは覆らないという事。

あまりにもめんまが普通に生活しすぎていて、今までのテンプレート化されている「幽霊」像とはかけ離れているから、
めんまが仮に幽霊だとしても「ゆうれい…?」って思ってしまいますよね。
じゃあ何なのかと。
いや、めんまはめんまでしょ。ですよね?笑

とはいえ。とはいえ。
めんまが幽霊っぽくないとはいえ。ともかく前に進まねばならぬのです。
なぜなら、すでにこの世にいないめんまをこの世に居させ続けるわけにはいかないですもんね。

じんたんはかっけーんすよ

自分が好きだった女の子
でも、事故で亡くなってしまって。それからずっと時間が止まってしまった主人公じんたん。
辛いですよね。きっと。
そんな相手が目の前に現れたら、しかも成長した姿で。
僕ならきっとどうにかして引き留めてしまう。じんたんも揺らいでいましたが、でも大好きなめんまのために
寝る時間を惜しんでまで「めんまの願い」をかなえようとするじんたん。
うん。かっけぇ。じんたんかっけぇ。
胸熱くなりますね。なにより、じんたんの頑張りのゴールは、めんまとの別れが待っているというのに、
めんまのためにひたすら前に進もうとするじんたんの男らしさ。
「かっけーんすよ。じんたんは」というめんまのセリフ。
わかるよめんま。じんたんのこういうとこが好きなんだよなきっと。

時間動き出す系

余談ですが、以前仲の良い友達とあの花の話をしたとき、彼が「時間動き出す系」は良いよな。と言っていて。
なるほど。と思いました。ありますよね。「時間動き出す系」!
作品名を挙げたいけれどすぐに思い浮かばないポンコツっぷりですよ。笑
こちらの記事を見てる方、おすすめなどありましたら是非コメント欄に!笑
良いですよね。時間動き出す系。

印象に残ったシーン

悩みますね。
悩みますが、10話のシーンですかね。あなる「じんたんって、めんまのこと好きなんでしょ?」から始まる「あの瞬間」を再現した後、秘密基地からの帰り道、じんたんとめんまが夜道を歩いているシーンで「ねぇ!さっきのホント?」って聞くところのシーンですかねー。
「好きだって、友達の好きとか、それだけじゃ…ねーからな」っていうじんたんに対してめんまが「わかってるよ。お嫁さんにしたいの好きでしょ?」
って返すシーンです。
一瞬思わず息が止まってしまう気がするような一言。
普通の恋愛アニメならキュン死的なシーンなのですが。あの花の場合はこれがわかればわかるほど辛くなる…
めんまが普通におっきくなってたら、じんたんのお嫁さんになったのかな。と続けるめんま。
未来を想像するたびに現実と向き合わなければならないこの切なさですよ。エモいなんて言葉じゃ言い表すことができない…つらい。辛いよ。
でもめんまは生まれ変わるって言ってたから、いつかじんたんやみんなとまた会えるよね!!そう信じてる。

エンディングテーマ

そして僕の世代に胸アツなのがこのエンディングテーマに使われている「Seacret base~君がくれたもの~」なんですよね。
テーマにも合っている感じがするし、普通にいい曲って話ではあるんですが、それだけじゃなくて。
この曲のオリジナルを歌っていた「ZONE」が起こした奇跡が鳥肌ものなんですよ。
僕は1986年生まれなので、
ちょうどこの「Seacret base~君がくれたもの~」を学生時代にリアルタイムで聴いていた世代だったのでなおさら驚きました。
奇跡というのがSeacret baseのシングル発売が2001年8月だそうなのですが、ZONEは4年後2005年に解散しています。
ですがなんとSeacret baseの発売からちょうど10年後の2011年8月に再結成したのです。
歌詞の「10年後の8月また出会えるのを信じて」の通りに再結成ですよ。
いやわかってますよ。レーベルの演出でしょうきっと。でもそれをわかっていたってすごいですよ。
歌詞の通りに再結成するなんて奇跡、まさか起こるなんて思いませんからね。
そのSeacret baseをめんま、あなる、つるこが歌っているんですよこのエンディング。奇跡が約束されているみたいに思えてしまって。
エンディングが流れるたびに、これを聴くたびに祈らずにはいられないのです。
いつかみんながまた、めんまと再会できますように。と。

見終わった感想

ちょっと脱線してしまいましたが、見終わった感想です。笑
めんま…ああ、めんま…
見終わるたびにめんまロスというのでしょうか。めんまがいなくなってしまったことに喪失感を感じずにはいられない。
しかし。本当に魅力がありますよねめんまって。もちろんほかのメンバーだって魅力的ですけども。
何が言いたいかというと、岡田摩理さんすっげーなってことです。

最後に

しかしね。あの花。とんでもない作品ですよ本当にもう。
しかも夏っていうね。夏が来ると観返したくなるっていう。
今この記事を書いているのが4月末なので、そろそろ温かいから暑いになってくるこの時期。
あの花の季節になってきました。待ってろよ「超平和バスターズ」のみんな!
今年の夏も、また会いに行くからな!!!

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