【感想】雲のように風のように

みなさんこんにちは!
今回はTVアニメ「雲のように風のように」の感想を書いていこうと思います!!

アニメ公式情報はこちら

MEMO
・スタジオぴえろによるアニメーション作品です。
・1990年3月21日に日本テレビ系で放送されました。
・鳥海永行監督作品

「雲のように風のように」

©ぴえろ

ジブリの魂を持った素晴らしいアニメーション作品

上に貼ってあるyoutubeの動画を数秒再生しただけで何となく感じた方もいるのではないでしょうか。「ジブリ感」。
そう感じたのであればあなたの感覚はきっと間違ってはいないはず。
それを今から説明していきたいと思います!

のようにのように」を知るきっかけ

スタジオジブリの魂を持つアニメーター、近藤勝也氏

なんとあの「魔女の宅急便」のキャラデザ、作監を務めたアニメーターの中のアニメーター。
「海がきこえる」や「崖の上のポニョ」、「天空の城ラピュタ」などの作品にも大きく携わっており(というかラピュタ以降のジブリ作品にほぼ参加してます)、
知る人ぞ知るなどとは言わせない。ジブリの魂の一人と言っても過言ではないアニメーターです。
もうね、言ってしまえばジブリの絵だと思っていた絵、近藤勝也氏の絵だった可能性があるぞ。

…と、言いつつも、僕が名前を認知したのはつい最近、非常に失礼な話なのですが、今まで存じ上げませんでして…本当に恐縮です。
僕は小さなころから魔女の宅急便が好きで、最近ジブリの公式ショップ、どんぐり共和国で魔女の宅急便の絵本を買ったのがきっかけでした。
あまりにも絵が良かったのでスタッフの名前を調べまくった結果、近藤勝也氏を知ることができました。
そしてその近藤勝也氏がキャラデザをしている作品の中にあったのがこの「雲のように風のように」でした!!

っていうか近藤勝也氏の描く絵最高に良くないですか?2018年に美術館で展覧会やってたらしいんですよね!
行きたかったあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!
下に当時の展覧会情報のリンクから絵を見れるのでぜひ見てみてください!マジでいいですよ。
※せっかくなんでどんぐり共和国のリンクも貼っておきますね。グッズ最高に良いですよ。

近藤勝也展イベント情報

どんぐり共和国(そらのうえ店)

MEMO
ポニョのモデルは近藤勝也氏の娘さんがモデルになっているそうです。

あらすじ。

素乾国皇帝の急死に端を発し、宮廷は新たな皇帝の擁立と、それに伴う宦官や官吏の権力争いが起こっていた。

そんな素乾国の地方に住む天真爛漫な少女、銀河は新たな皇帝の妃候補を求め出向してきた宦官の目に留まり、三食昼寝付きで学問もできるという官女の募集に応じ志願する。

都に上った銀河は、同じく正妃の座を目指す個性豊かなライバルの少女たちや謎の美女コリューン、博学のカクート先生に出会い、そして研修を経て正妃に選ばれる。
だがそんな中、素乾国では反乱が起こり……歴史の動乱の中を強かに生き、戦う女たちの物語。

©スタジオぴえろ公式サイトから引用

日本ファンタジーノベル大賞の第1回大賞受賞を受賞している『後宮小説』という小説が原作らしく、架空とは思えない現実味のあるストーリーが良かったです。

勢いで妃候補に志願する少女銀河

舞台となる素乾(そかん)という国の皇帝の死から始まるこのアニメ。
新皇帝の妃候補の募集を見かけた田舎に住んでる少女「銀河」が、(勉強ができて、三食昼寝付き!)に惹かれて勢いで志願することになります。
そんな簡単に決めていいもんなの!?と思いつつも、父と銀河の会話で、村にいても幸せになれるとは限らないし、幸せになれなくても良い。と言っていました。
天真爛漫な性格。というキャラなのですが、時折見せる核心を突くような考え方が、哲学を感じさせる、魅力のある人物でした。

ぼんやりとへぇー妃候補って公募とかするんだなーなんて思いながら、
王政の国の皇帝が亡くなると一気に宮中が陰謀にまみれ始める感じ。歴史物のストーリーの醍醐味ですよね!本当に物語が生まれやすい条件がいっぱい。

正妃の座を巡る個性豊かなライバルたち

宦官(かんがん)の目に留まり、妃候補に選ばれた銀河は、官女となるための修行をするために女学校で教養や学問を身に着けるため、
ライバルたちと共に研修生活を送ることになります。

研修完了時に妃のトップである正妃が決定されるため、僕はてっきり正妃を巡っての熾烈な女のバトルか?…と思っていたら、思いのほか結構さわやかな学園ライフを送っていて、
先生や同部屋の女子たちともとても楽しそうに過ごしている様子が、ほのぼのしていてほっこりしました。

同部屋には銀河のほかに3名います。
・貴族出身のお嬢様、世沙明(セシャーミン)
・田舎出身の頭脳派娘、江葉(こうよう)
・不思議な雰囲気を纏った妖艶な姐御、玉遥樹(タミューン)
それぞれ性格も個性的なのですがキャラデザがすごく良いんですよね。僕は近藤勝也氏の描く絵が最高に好きだと思いました。

それから、授業を担当するカクート先生の話の内容も面白く、男と女を決定づけるものは何か?という哲学的なテーマを生徒に問う場面では見ている自分にも問われている気がしました。

そして研修を経て、無事銀河は正妃に、同部屋のセシャーミンや紅葉も妃となります。

徐々に深刻になっていく素乾国の情勢

前半は銀河たちの研修生活がとても楽しそうに流れるのですが、
皇帝の急死によって乱れつつあった素乾国は、徐々に悪化していきます。
一部で起こっていた反乱が、新皇帝の力では抑えられないほど大きくなっていきます。

攻め来る反乱軍、そそくさと国から亡命する貴族や高官たち。
そんな中、なんと銀河たちは前皇帝が残していた大砲や鉄砲を取り、反乱軍に立ち向かうことになります。

印象に残ったシーン

女大学で共に学んだ仲間や宮廷で働く女たちが力を合わせて反乱軍に立ち向かう様が爽快で、
なんというか、この反撃の姿勢が、過去にジブリで見たナウシカやラピュタを感じさせてすごくワクワクしました。

主人公銀河を筆頭に、頭脳派の紅葉が大群相手に大砲で砲撃をしていたり、壁の上から鉄砲隊で兵士を牽制していたりと、思わず行っけ――!って応援したくなりました。

最後に

この後のことはあまり詳細に書くとネタバレになってしまうのでそんなに書くことはできませんが、物語は大団円というわけではなく、余韻を残して幕を閉じます。
ですがこの作品、すごく良いアニメだったので1人でも多くの人に知ってもらいたいと思い記事にしました。

余談ですが声優さんの声はちょっとあれ?って思うかもしれません…笑。
まぁご愛嬌ってことでね!

現在22/05/14時点ではdアニメで見ることができますよ!
※結構昔の作品なのにBD版も出ているので要チェック!

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