中の人について

【画力向上】絵を描く人間がおすすめする、イラスト教本6選!!

もしかして、絵、上手くなりたい?

マチ子

Daisuke

みなさんこんにちは!
今回はとにかく良い絵が描きたい当ブログ管理人”Daisuke”が過去に読んで、素晴らしいと思った本6選をご紹介したいと思います。
いや6選って何?

マチ子

Daisuke

ははは…本当は10選とかもっと多くしたかったんだけど、本当におすすめできる本だけに絞ったらこうなってしまったよ。
ほう。信用していいって事なんだろうな?

マチ子

Daisuke

いいと思う。間違いなく身になったし、教えるのも少しもったいないと思ってすらいる。
もったいぶってんじゃねーよ良いもんは共有しろ。

マチ子

Daisuke

…まぁ。そうなんすけど。
こんな人におすすめ!
  • 人の体の形状に説得力を持たせたい!
  • 髪の綺麗な流れを描きたい。演出したい。
  • 体の重心や遠心力を意識して自然なポージングをさせたい。
  • 環境による光の違い、影の付き方、色の見え方の法則を知りたい。
  • 絵を見る人に対して意図した印象を与えられるようになりたい。

1.の体を描いて覚える!

モルフォ人体デッサン
新装コデックス版

モルフォ人体デッサン 新装コデックス版

どんな内容?

アートアナトミー(美術解剖学)とは異なる視点、”モルフォロジー(形態学)”から人の体の描き方を学ぶという考え方の本です。
人の体を様々な角度で描いた絵が収録されているので、模写やスケッチ、クロッキー等、絵の基礎練習にとても最適です。

おすすめのポイント

着目したいのは”コデックス版”という所です。
コデックス装で製本されているので、全開にしたまま平置きできます。
非常にありがたいです。

どんな人におすすめ?

初心者の方から上級者までどんな方にもおすすめできると思います。練習にも使えますし、描いている絵の形状を知りたいときの参考資料としても使えます。デッサン人形やハンドモデル等ではカバーできない筋肉の付き方や骨の形状が収録されているので、とても便利です。

おすすめ度
(4.5)

2.神絵師による「」の描き方本。

Paryiが全力で教える
「髪」の描き方
ヘアスタイルにこだわる作画流儀

Paryiが全力で教える「髪」の描き方 ヘアスタイルにこだわる作画流儀

どんな内容?

人気イラストレーターのParyiさんがこだわりを持って描く「髪」の描き方、魅せ方に焦点を当てた教本です。

おすすめのポイント

ここまで「髪」に着目した本はほかにないと思われる事。
それから参考として描かれている髪型のバリエーションが豊富な事です。
また、髪を使った構図のアレンジなど、面白い視点の髪の捉え方をしていて、非常に学びになります。

どんな人におすすめ?

すでに髪の描き方には問題ないという方にとっては不要と感じるかもしれませんが、
キャラクターを描いたり、キャラデザをする上で髪は顔の造形や服のデザインと並ぶ重要な基本的要素であるため、どんな人にも勧められる良書だと思います。
頭から髪がどのように生えているか、ちゃんと知っておくと髪を描く際の説得力が格段に向上します。

総合点
(4)

3.人が歩く、走る、その重心の理解。

スーパースポーツデッサン
増補改訂版

スーパースポーツデッサン 増補改訂版

どんな内容?

アニメーターである立中順平さんが、人の動きを描く時のポイントを実際のスポーツをしている描写でとても理解しやすく解説してくださっている本です。

おすすめのポイント

アニメーターとして活躍されている方の実績に基づく本なので、段違いに説得力があります。
この本の内容を繰り返して反復するだけも、人の動作と動きの基礎的な部分、応用の効かせ方など、様々な学びや発見があると思います。
今までいろんなイラスト本を読んできましたが、ここまでの良書はあまりないと思います。

どんな人におすすめ?

人はとりあえず描けるけど、歩いたり、走ったり、動作させるとぎこちなさを感じてしまう方にはこれ以上の本は多分そうそう見つからないと思います。
アニメーターを目指されている方にとってもバイブルと言えるレベルの本となるのではないかと思います。まぎれもない良書です。

総合点
(5)

4.のすべてを描く気持ちになれる。

カラー&ライト
~リアリズムのための色彩と光の描き方~

カラー&ライト ~リアリズムのための色彩と光の描き方~ イラストのライティングテクニックを細かく解説した本の日本語版

どんな内容?

長いタイトルで説明されている通り、色と光の関係性、それらがどのように描かれてきたのか、そしてどのようにして描く事ができるかという本です。

おすすめのポイント

徹底的に光の種類と色の描き方を追求して解説しているため、読んだらとりあえず友達に内容を自慢したくなります。
そういうレベルで光ってすげー…色ってすげー…と思えます。
また、空気遠近法など、色で表現する遠近法の解説なども含め、色全般にかかわる内容が盛り込まれています。

どんな人におすすめ?

基本的にはリアリズム、写実的な絵の塗り方が中心となるため、いわゆる厚塗り系をしたい方にはお勧めできますが、
何の色を使うにしても人の網膜と光がある限り色は見えるものなので、知っておいて損はないと思います。
広範囲&専門的な本であり、値段も3800円とやや高い為、中級者以上におすすめと言えると思います。
値段を考慮して相対的に星は少なめにしましたが、おすすめ度は星5つと同等です。

総合点
(3.5)

5.最高のアニメ人の技術力視点を知ることができる本。

作画添削教室

作画添削教室

どんな内容?

最近だとルックバックの映画が有名となったスタジオドリアンの押山清高さんによる「スタジオドリアン添削室」が書籍化された物。

おすすめのポイント

端的に言うと添削系の本ですが、押山さんの視点が本当に素晴らしい。良いアニメを作れる人ってこんな所に着目できるんだ。と感動すら覚えます。
ただ添削するだけなのではなく、その人の絵の良さを生かした上で、押山さん自身ならどう描くか。という点が非常に創造的です。
尊敬できますし、添削後のイラストが素晴らしい。良い本です。

どんな人におすすめ?

自分の絵に行き詰まりを感じている方、或いは他人の添削がどのように行われるか学びたい方にとって、非常におすすめの本です。
体型的なおすすめ教本と異なるため、自分の中で発見するための思考を得られるという点では、最良の本です。
しかし…現在新品の在庫がなく、転売価格で出回っているため、そう言う意味では手に入れづらい為、おすすめ度は3つにしました。
在庫があれば自信をもって5です

総合点
(3)

6.絵の構図と人に伝わる印象を考えることのできる本。

巨匠に学ぶ 構図の基本
(巨匠に学ぶ シリーズ)

巨匠に学ぶ 構図の基本 (巨匠に学ぶ シリーズ)

どんな内容?

視覚デザイン研究所出版による、ミレーやゴッホ、ダヴィンチ、葛飾北斎等、「名画はなぜ名画なのか」という視点から、構図による魅せ方を解説してくれている本です。

おすすめのポイント

とにかく面白いです。この構図が、こうだったら?逆だったら?など、名画の構図が名画と異なる構図だった場合、
どのように魅力が変化するのかを解説付きで説明してくれている本です。画家の生い立ちなどの情報も載せてくれているので、
描かれた絵の背景事情を知る機会にもなります。

どんな人におすすめ?

読み物である側面が強く、絵を描く場合は応用的に使う必要があるため、多くの人におすすめができる反面、
全く役に立たないと思われてしまう可能性もあり得ます。なので、他の本と比べて少しおすすめ度は下げましたが、
僕自身非常に重要な学びがあり、大切にしている本なので誰にでもおすすめできるし本当は満点です。

総合点
(3.5)

最後に

画力向上、絵が上手くなりたい。どうしたら良い絵が描けるだろうか。良い絵とは何だろうか。
何度も何度も頭の中でぐるぐる回って周期的に自分の絵に自身が無くなったり逆に自信を持てたり。
絵が好きな気持ちというのは、多分自分の人生における癖みたいなものなのではないかと感じます。この記事が皆さんのお絵描きライフの糧になれば幸いです。

というわけで、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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