みなさんこんにちは!
またまた更新が途絶えておりました!
早速ですが今回、珍しいショートアニメを見つけたので、感想というより、誰かにこのアニメを観てもらえるきっかけを作れたらと思って、記事を書きました!
- 2005年に公開されたレミ・シャイエ監督制作の短編アニメーション作品です。
- レミ・シャイエ監督はフランス出身の監督で、このアニメのほかに長編アニメの『ロングウェイノース 地球のてっぺん』、『カラミティ』を手掛けています。
EAUX FORTES
©La Poudrière/2005
「EAUX FORTES」を知るきっかけ
以前下北沢の映画館で、別のアニメ映画を観たときに気になっていた『ロングウェイノース 地球のてっぺん』が、今年の初めにNHKのEテレで放送されたときにすごく良くて、監督の名前を憶えていたのがきっかけでした。
今日監督の名前で検索した時に、短編作品もあるってwikipediaに書かれていて、調べたらvimeoに公開されていました。
感じた事
シンプルなのにリアリティのある表現がやばい!
せっかくなので早速動画を再生してみてほしいのですが、開始30秒くらいのシーンで主人公が煙草を吸おうとして、考え事をしているであろうシーン。
やばくないですか?たばこの箱のフィルムを指でなぞっているのが指の動きとハイライトの表現でとても上手に描かれています。
これだけ少ない情報量で「考え事をしている」ことを表現するということが本当に素晴らしいと思いました。
EAUX FORTESって?
翻訳サイトを使って翻訳したところ、フランス語で「強い水」という意味らしいです。英語だとハードウォーターとなるそうです。
津波ってことになるかと思います。
アニメの感想!
「迫力」の必要な津波というテーマを少ない線、少ない色で表現し、現実のリアリティとファンタジーの狭間にいるような不思議な作品でした。
主人公の心情を表しているのか、あるいは実体験や体験談をもとに描かれた作品なのでしょうか?
津波をテーマにしたら、こんなにシンプルな表現とはなかなか結び付かないんじゃないかなと思うと、レミ監督の着眼点の良さが感じられます。
最後に
再生時間3分とちょっとなので、是非とも見てみてほしいところです。
アニメ―ションの面白さを感じることのできる貴重な作品なのではないかと思いました!
というわけで、ご覧いただきありがとうございました!ではまた!