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【感想】TVアニメアークナイツ 黎明前奏

Daisuke

みなさんこんにちは!
今回は第2期の製作も決定しているTVアニメ『アークナイツ 黎明前奏』1期を観た感想を書いていこうと思います。

アークナイツ 黎明前奏の公式サイトはこちら

1話を観た感想はこちら!

【感想】TVアニメアークナイツ 黎明前奏(1話を観た感想)

『アークナイツ【黎明前奏/PRELUDE TO DAWN】』本PV2

©Hypergryph / Studio Montagne

1期を観終わった感想

素晴らしい余韻。

アークナイツのアニメ放送が始まった当初、あまりのクオリティの高さに衝撃を受けて、これは記事にせねばと使命感すら感じさせてくれた本作。

1期(全8話)まで観た後、余韻にしばらく呆然としていました。
アーミヤ。そしてドクターに、お疲れさまでしたと言ってあげたい。

そしてとにかく作画が良いです。アクションもかっこいい。ベストオブかっこいいシーンは7話の全面戦争でのテキサスの爆走シーン。
走りつつも、空からの敵攻撃を無線で受信して上を見上げるんですよね。マジでかっこいい作画。

アークナイツ

©Hypergryph / Studio Montagne

ロドスとレユニオンの思想の行き違いが切なすぎる。(以降ネタバレ注意!)

  • ロドス・アイランド
    正式名称はロドス・アイランド製薬。治療法の確立されていない鉱石病(オリパシー)の治療を目的とした組織。
    オリパシーの治療だけでなく、感染者の保護も行っている。
  • レユニオン・ムーブメント
    タルラ率いる感染者組織。暴力による感染者の権利確立を掲げている。

主人公アーミヤが率いるロドスと、敵対勢力であるレユニオン。

思想は違えど、お互い感染者によって構成された組織なので、
迫害される辛さや居場所をなくしてしまった孤独感、オリパシー感染者の不安感はきっと分かり合えると思うのですが、
根本にある思想が異なっているため、絶対に交わることができません。
それは”非感染者への姿勢“。

ロドスは非感染者との共存を目指しているのに対し、レユニオンは暴力による排除をしようとしているため、その度に衝突が生まれ、
衝突によって生まれた悲しみや怒りが、また新たな争いの火種になってしまうという悪循環を生み出してしまっています。

それがあまりにも切なくて。

タルラによるチェルノボーグでの蜂起。その時失われた多くのロドスのメンバー。
中でも、隊を指揮していた頼れるリーダー、Aceの死はロドスにとって大きな深手になりました。

Daisuke

切ないね。
Aceさん…泣いちゃう…

どろどろ君

感染者の姉弟

1期での焦点は感染者の少女”ミーシャ“と”スカルシュレッダー“の姉弟にありました。
アーミヤ率いるロドスはミーシャを保護しようとしますが、悲しみと怒りの連鎖によってそれは叶わなくなります。

かつて2人は非感染者に母を殺されており、スカルシュレッダーは復讐心に囚われてしまっていたため、
非感染者との共存を目指すロドスも、同様に敵とみなしました。

そしてスカルシュレッダー率いるレユニオンの部隊は、やがてミーシャを巡って大きな衝突を避けることができなくなります。

話せばきっとわかってくれる。アーミヤならきっと。

アークナイツ

©Hypergryph / Studio Montagne

「いい加減目を覚ませミーシャ!言っただろう。奴らは感染者の裏切り者だ。裏切り者と話すことなど何もない」
「でも!……でも……」
「せっかく会えたのに、なんでわかってくれないんだ……レユニオンが信じられなくても、俺を信じてほしい」
ドアへ向かうスカルシュレッダー。

「必ず。必ず戻ってきて」
「ああ。もうお前を一人にはしない。この戦いが終わったら、一緒に帰ろう」

そう言い残しドアが閉まる。

この時はまだ道はあったのではないかと思いますが、スカルシュレッダーの死によってその選択肢は閉ざされてしまいました。

このシーンの2人のすれ違い。めちゃくちゃ切ないですよね…。

印象に残ったシーン

アークナイツ

©Hypergryph / Studio Montagne

クライマックスのシーンなんですけどね。
スカルシュレッダーに扮したミーシャ。
「アーミヤ。お人形の作り方。教えてあげられなくて。ごめんね。」

恨みをぶつけるのではなく謝罪。ミーシャのような優しい子に武器を握らせてしまうというのが、とても悲しく、印象に残りました。

ミーシャ…

マチ子

最後に

アークナイツやりますよねぇ本当に。
ゲームシナリオに沿ってアニメを展開させるってマジで難しいと思うんですよ。原作で生きてる人勝手に死なせるわけにいかないし。

ただ、やっぱりコンテンツ丸ごと同じ会社が監修すると世界観とか登場人物の思想に矛盾がなくてとても納得のいく作品群に仕上がるのですね。
非常に難しいことだとは思いますが。

アークナイツ。これからも注目していきたい良コンテンツですね。Blu-rayが欲しい。
あとホシグマのfigma出してほしいなぁ。

というわけで、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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