マチ子
Daisuke
今回はTVアニメリコリス・リコイル(2話まで)の感想(と、ちょこっと考察)を書いていこうと思います。
- A-1 Picturesによるアニメーション作品です。
- 2022年7月2日からBS11、TOKYO MXほかで放送中です。
- WORKING!!やソードアート・オンラインシリーズのキャラデザをしている足立慎吾氏の初監督作品です。
TVアニメ『リコリス・リコイル』PV第1弾
©Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11
最初に感じた事
なんというとんでもねー作品なんだ…
Daisuke
脚本、設定、キャラデザ、アクションシーン…何をとってもハイクオリティ。なんというかもう、1話からひぃぃ…ってなってたよ僕は。
大人になるにつれて様々なものを経験するからさ、アニメを観るのも色眼鏡っていうか、多角的に見ちゃうところがあるわけですよ。おじさんは。
でもそんなおじさんを虜にできるレベルなんじゃないかなと思いました。これ作るのほんと大変だろうなって、そういう視点でひぃぃってなっちゃいました。
すごい。最近のアニメのクオリティの高さ。平成時代の力技のOVAとも違うハイブリッドなクオリティがありますね。そう感じました。
リコリコのあらすじ
日本の治安を守る秘密のエージェント「リコリス」である井ノ上たきなは、ある事件をきっかけに喫茶「リコリコ」への転属が命じられる。
超優秀なNo.1リコリス(?)の千束とバディを組み、DA復帰を目指し意気込むたきなだが、リコリコでの仕事はひとクセもふたクセもあり!?
©Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11
マチ子
Daisuke
期待を裏切ってくる骨太作品に散りばめられた伏線
(以降ネタバレご注意!)
キャッチコピーの「この日常には、ワケがある。」
僕たちが暮らす平穏な日常は実は彼女たちの所属する秘密組織DA(Direct Attack)によって保たれている。という設定がなんともかっこいいですね。秘密組織。
PVを見たときはてっきり日常系のホンワカした感じのアニメなんだろうなと疑いもしなかったこの作品。
単純にテンポ感とか、会話の内容だけでも面白くて観れるんですけど、いろんなところに散りばめられた伏線がニクいですよね。
10年前に起きた痛ましい事故。平和の象徴となっている旧電波塔や、平和を守るリコリスたちの存在、匿名の支援者アラン・アダムス。
作中のデジタルサイネージに映る”日本の治安8年連続世界1位に”という文字を見ると、10年前の事故が起き、9年前に何かが変わったから8年間の平和維持ができている?とかそういう疑念が湧いてきてしまう。DAは9年前に設立された?
主人公の千束はこの10年前の事故にかかわっているようだけど、でも公式サイトを見ると年齢17歳ってあるから当時7歳…?
どろどろ君
楠木指令とウォールナット
DAの司令官の楠木さんと凄腕ハッカーのウォールナット(クルミ)。それぞれ高級木材として知られている名前ですが、この二人がなぜ木材の名前なのか。
ただ、クルミの方は本名ではないのかもしれないので、もし寄せているとしたらウォールナットが楠木さんに寄せている?のかもしれないですね。
でも昔からいるベテランって呼ばれてましたけど、2話で正体が明らかになったクルミさんは見た目お若いですよね。襲名制?なわけないか。笑
リコリス・リコイル
Lycoris RecoilでLとR。左右でバディって意味を持たせてるっぽいタイトル良いですよね。
リコリスっていうのは彼岸花の仲間らしく、リコイルは反動とか、跳ね返る。という意味だそうです。(原作の位置にクレジットがある”Spider Lily”は彼岸花の事らしいですね。)
直訳しただけだとタイトルの意味はちょっとよくわからないですね。精神的な意味なのか…もしくはリコリスが何か…クーデター的な?バディっていうのがそもそもミスリードだったりして。…いや、こういうクソ推察はよくないですね。
マチ子
Daisuke
印象に残ったシーン
まー、この作品に限っては全体的にかっこ良かったのであえて変なところを挙げると、2話でウォールナットが乗ってきた軽自動車がハッキングされるシーンですね。
あの車種って結構古い車種で、エアバッグすらついていない時代の車じゃないですかね?
その車をハッキングできて、さらに遠隔でハンドル操作できるようになってるなんてすげーSFっぽくて良いなって思いまして。
多分あの車を遠隔操作できるようにするには、結構大変だったろうなとか思いました。
マチ子
あとはリコリコの店主ミカさんがミカっていうか雪之丞だった。
どろどろ君
最後に
まだ2話しか放送されていないですが、期待しかないです。すっごい面白い。放送を追ってみてる時は来週を楽しみにできるからたまらんですよね。
というわけで、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!