Daisuke
今回は”機動戦士ガンダム“のTVアニメ版15話を映画化した作品『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』を観た感想を書いていこうと思います。
- サンライズよるアニメーション作品です。
- 2022年6月3日に松竹系で全国公開されました。
- 監督は安彦良和氏が担当しています。
- キャラクターデザインは安彦良和氏、田村篤氏、ことぶきつかさ氏。
- メカニカルデザインは大河原邦男氏、カトキハジメ氏、山根公利氏。
『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』特報映像
©創通・サンライズ
ネタバレご注意!
念のため、最初から内容に触れていきますので、まだ未視聴の方はご注意ください!
あらすじ
ジャブローでの防衛戦を耐えきった地球連邦軍は勢いのままにジオン地球進攻軍本拠地のオデッサを攻略すべく大反攻作戦に打って出た。
アムロ達の乗るホワイトベースは作戦前の最後の補給を受ける為にベルファストへ向け航行。
そんな中ホワイトベースにある任務が言い渡される。
無人島、通称「帰らずの島」の残敵掃討任務。
残置諜者の捜索に乗り出すアムロ達であったが、そこで見たのは、いるはずのない子供たちと一機のザクであった。
戦闘の中でガンダムを失ったアムロは、ククルス・ドアンと名乗る男と出会う。
島の秘密を暴き、アムロは再びガンダムを見つけて無事脱出できるのか…?
©創通・サンライズ
この作品に出会ったきっかけ
確か閃光のハサウェイを見たときのCMで観たのがきっかけだったように思います(違うかも)。
本作の公開当時、まだファーストガンダムをちゃんと見たことがなかった僕は、ふーん。くらいのリアクションでしたが、好きな人は結構テンションの上がるニュースだったようで、自分との温度差に驚いた記憶があります。
Daisuke
その後、僕はファーストガンダムを劇場版3部作で観たため、3部作ではカットされていた本作のエピソードは初めて視聴しました。
時系列的にはガンダム作中での大局を左右した”オデッサ作戦“の直前となる話なのかな?と思ったのですが、オデッサ作戦とジャブロー戦がそもそも入れ替わっている設定らしいですね。
さらにスレッガーさんってオデッサとかジャブローの後でしたもんね。色々と設定が変わっているようです。
・詳しく知りたい方はこちら
なぜスレッガーがいる?「ククルス・ドアンの島」
事前に知っておきたい旧アニメ版との違い
https://news.yahoo.co.jp/articles/427ed61ecf6f6cf4d4fa0d3b1685de73ed8ce7d5
最初に感じた事
MSのディティールが細かくて良い!!
未だに賛否の上がる”手書きVS3D問題“ですが、少なくともディティールの細かいデザインが動き回るのを見ることができるのは3Dの特権ですよね。
ガンプラのリアルグレード並みのディティールの細かさですね。ジムでさえかっこいい。
マチ子
安彦氏が監督なので、基本的にはTHE ORIGINの世界観がベースになっているって事なのかな?機体のデザインにもTHE ORIGINっぽさを感じられますね。
ガンダムのデザインを”THE ORIGIN版”と”ククルスドアンの島版”のHGプラモをブログで比較されている方がいたので貼っておきます。
ポッチのガンプラ+
https://gunplapocchi.com/gunpla-gundam-cucuruz-doan-island-ver/
一方で、人物は手描きで描かれており、表情が非常に細かく表現されています。マジで上質。
安彦氏が監督されている”THE ORIGIN“でも同様に感じましたが、微細な表情が印象的でした。
Daisuke
ドアンがマジで強い!
アムロと互角以上に渡り合えるパイロットなんてそんなに居るものではないと思うのですが、
作中では”シャアかドアンか“と言われていたくらいなので、相当強いのでしょう。ドアンすごいな。
ドアンの島のモデルが実在
劇場版だとカナリア諸島のスペイン領アレグランサという島がモデルになっているらしいです。
よく見ると火山もあり、地形はかなりアレグランサに近づけているようですね!
TV版では日本の近くっていう設定だったみたいですが、変更されているようですね。
島で自給自足する子供たち
何と驚くことに、ドアンは謎の子供たちの集団と島で自給自足の生活を送っていました。
下は5歳くらいから上は15くらい?アムロと同い年くらいに見えました。なぜ親がいないのか疑問に感じましたが、
その疑問こそがこの作品の重要な部分かなと思うので伏せておきます。
褐色のサザンクロス
カサブランカの市街地にいるジオンの部隊。褐色に塗装されたザクを使っているので褐色のサザンクロスと呼ばれているようです。
近接の前衛と後方の遠距離攻撃のコンビネーションで、一瞬で連邦のジム部隊は制圧されていました。
元々ククルス・ドアンが指揮していた部隊です。
いかにも悪役っぽい奴がいますね…
印象に残ったシーン
灯台の復旧によって喜ぶ子供たちとドアンの温度差が印象に残りました。
視聴者側としては、多くの方が恐らくドアン側の視点で観ていたのではないかと思います。
完全に引き金が引かれてしまった瞬間を大人と子供、別々の視点で描かれる緊張感。
僕がガンダムに求めているものが観れた気がしました。
でも気になるところはあります
構成上必要な要素だったのかもしれませんが、灯台の光を灯すことで自分たちの場所が軍にばれてしまう危険性にアムロが気付かなかったり、
ガンダムで敵兵を意図的に踏む行為は、何となく僕はアムロのとる行動とは思えませんでした。
ほかの手段が容易に見つかりそうな状況下での行動だったのが良くなかったのかもしれせん。
それ以外に方法はない。という環境下ならまだ理解できたかもしれないですが、
アムロってこんな選択をするかな?とは思いました。
ガンダムが二刀流
CMで流れていた時からなんで?って思っていたけど、ここが島だって事を考えて巌流島の決闘か。と気が付きました。
宮本武蔵と佐々木小次郎のイメージなんですかね。まぁ…なぜなのかは謎ですけれど。
オチが秀逸でした。
“パリは燃えているか?“というヒトラーが言ったらしい言葉があるそうなのですが、その言葉が言われた背景を皮肉ってマ・クベでオマージュするという見事なオチ。
あまりの見事なやり口にマ・クベも大笑いでご機嫌な様子でした。
しかも核弾頭が綺麗な花火になっているというね。ククルス・ドアン。大変あっぱれな人ですね。
最後に
本作は、絶品の作画(背景美術も素晴らしい)に表情豊かな表現、リアルグレードのようなディティールで戦うMSが観れるご馳走作品でした。
気になるところはあったものの、気にしなければめっちゃ貴重なファーストのリファイン的作品なので、ガンダムが好きな方へのご褒美と言っても過言ではない作品だと思いました。
ちょうど今(22.11.23)アマゾンPrime Videoで見放題の対象になっているので、加入されている方は必見です。
というわけで、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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