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【感想】OVA-機動戦士ガンダム 第08MS小隊-

倍返しだあああああ!!

マチ子

Daisuke

みなさんこんにちは!
今回はOVAアニメ機動戦士ガンダム 第08MS小隊の感想を書いていこうと思います。

公式サイトはこちら

MEMO
  • サンライズによるアニメーション作品です。
  • 1996年から1999年にかけて制作されました。
  • 1998年に劇場版のミラーズ・リポートが公開されました。
  • 監督は神田武幸監督、神田監督が急逝されたため、途中から飯田馬之介氏が監督を担当されています。
  • キャラクターデザインはなんと、カウボーイビバップで有名な川元利浩氏が担当されています。
    0083のキャラデザも川元氏なんだそうです。

この作品に出会ったきっかけ

初めて観たのは高校の時でした。
出会ったきっかけはですね、高校の時クラスメイトにガンダムの話をしたら08小隊とガンダムWエンドレスワルツのビデオを貸してくれて。
※当時まだビデオがありました。笑

それで観たのがきっかけでした。多分見たのは劇場版のミラーズ・リポートの方だったと思いますが。
今回はアマプラに追加されていたので、久しぶりに観てみようと思いまして。

思い入れのある作品だね!

どろどろ君

機動戦士ガンダム 第08MS小隊のあらすじ

宇宙世紀0079年10月。地球連邦軍所属の一隻の輸送艇が、地球に向かって移動していた。
その船には地上部隊への配属となった連邦軍兵士が乗船しており、若手士官のシロー・アマダ少尉もその一人だった。

©創通・サンライズ

ガンダム作品の中ではしい、ミリタリーテイストの作品

戦闘で使用されている兵器も面白く、連邦の小隊には隊の耳となるソナーを搭載した”ホバークラフト“がいたり、ジオン軍もマゼラアタックドップなど、モビルスーツ以外の兵器を配備しています。

また、密林生い茂る東南アジアが舞台となっていて、汗と泥にまみれた暑さの中での戦いの様子が非常に良い味を出しています。
オープニングやエンディングなどの要所に、兵士が食事をしていたり、笑いあっている日常的な写真のカットがあるのも今作の魅力の一つかと思います。
ライフル弾や並べられている手榴弾とかもかっこいいですね。

泥臭さがたまらんよな。

マチ子

少年漫画のような熱血主人公(以降ネタバレあり)

そう。この作品の特徴と言っても過言ではないシロー・アマダ。
苗字をもじって”甘ちゃん”というあだ名で皮肉られていますが、実際本当に楽観的というか、明らかに浮いてるんですよね。
えっ?みたいなシーンも少なくないのですが、それでもシローの明るさに08小隊のメンバーも救われていて、ちぐはぐなんだけど力技でなんかいい感じになってるという所が08小隊の好きなところです。

Daisuke

戦争映画も含め、08小隊に似ている作品ってなかなか見かけないと思うんですよね。

ガンダム作品屈指のヒロインが素敵すぎる

はい。ガンダム作品屈指です。異論もあるでしょうが僕の中ではトップオブトップ。不動のヒロインと言えばアイナ様ですよ。
この作品のヒロイン”アイナ・サハリン”がとっても素敵なんですよね。
シローと同じく、戦争に向いていない善人なのですが、それでも他人を信じられる清い心を持った美しい女性なのですね。ちょっと灰色がかったアッシュグリーンっぽい髪色も素敵。

敵味方それぞれ人間味あふれる登場人物が良い

シローをはじめ、カレン、エレドア、サンダース、ミケル、補給部隊のテンガロンハットのじいさんや総指揮官のコジマ中佐など。
この作品の登場人物はクセが強かったり渋みがあったり、人間味のある良いキャラが多いんですよ。

ジオン軍の兵士もめっちゃ良くて、特にグフカスタムに搭乗していたノリス・パッカード大佐は作品切っての人気を誇る人物なのではないかと思います。
搭乗機のグフカスタムも人気が高いMSですよね。

08小隊に単機で決戦を挑むグフカスタムが渋すぎる

第10話 震える山(前編)で、宇宙へ撤退する戦艦ケルゲレンが無事に発射できるよう、ケルゲレンの障壁となる地上の敵MSを排除するために単機で出撃するのですが、
基地内でアイナに別れを告げ、エレベーターで地上へ現れてからの戦闘のシークエンスがかっこよすぎるんですよね。

ビルの上から敵の数を数えた後、無駄のない動きで次々に目標のガンタンクを戦闘不能にして護衛につく08小隊を圧倒、最後はシローの搭乗するEz-8と白兵戦となるのですが、目の前のEz-8に斬られる覚悟で目の前のEz-8ではなく、その背後にいたガンタンクに攻撃を当てて散るという。

戦闘後ノリス大佐に敬礼するシローも良いですね。素晴らしい戦いでした。

印象にったシーン

有名なビームサーベル温泉や元祖倍返しなど、インパクトのあるシーンも多い作品ですが、個人的に感情移入してしまったのが、5話でエレドアとミケルがジオン軍につかまってしまうシーンですかね。

エレドアがミュージシャンを目指していて、メジャーデビューが決まったという報告後すぐに捕獲されてしまい、銃殺されるかもしれないという恐怖と、意見の合わないミケルとの口論から殴り合いの喧嘩まで発展してしまうのですが、客観的には地味な話でも、本人からしたらとんでもない大事だよなぁと思って。
軍志願までに何があったかまではわかりませんが、どうしても生きて帰りたいよなぁと、感情移入してしまいましたね。

結果あっけなく脱走できてしまいましたが、もどかしい気持ちをとてもよく理解できました。

でもその後大けがして、野戦病院からちゃっかりラジオで自分の曲リクエストしてる所がエレドアらしくて良かったですね。笑

最後に

作画、構成ともに僕的にはとっても好きな作品”機動戦士ガンダム 第08MS小隊”の感想でした。
ミリタリーテイストの中に光る人間模様が、ふとした時に観返したくなる作品ですよね。

今現在(22.10.18)アマゾンプライムでも配信されていますので、興味を持たれた方は是非とも観ていただきたいおすすめの作品です。

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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